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  • 執筆者の写真柏木

益田裕介先生 トークライブレポ①

2023/3/5(日)ロフトプラスワンでの益田先生トークライブ、リアル参加しました。

当時とったメモと記憶をもとに書き起こしてみます。時系列ではないです。順不同です。

※「→」部分は柏木コメントです。


あとさすがに全部書き起こすと著作権的にまずい気がするので、途中で割愛し、あくまで自分の主観・感想ということで語ってみます。ご参考までに。



なぜ子どもは親を憎むのか

動物番組がお好きとのことで、キツネの一生をモチーフに、親を憎む仕組みが脳科学的観点から語られる。

10代が反抗的になるのはドパミンに支配されやすくなる時期であるため、やむを得ないとのこと。


人類史上、〝心〟を理解した人はいない

「なぜ社会はシンプルではないのか?」そう問われても、そうはならない。

親や先生をメタファーとして憎む。漠然としている対象。

→これは〝世界史〟の勉強にも似てると思っていて、〝世界史〟とひとくくりに言っても東洋史を中心に記述するとか、医学の観点から紐解くとか、なにかしら視座が必要という事情にも似ている気がする。〝世界史〟ですべてを網羅的に描くことは不可能。観察者バイアスというのもあるし。

→心もそれと同じで、複合的な要素から成り立つものだし、自分という個性ある一つの〝脳〟から心を語らざるを得ない。


益田先生は転勤族のお家で育ったとのこと

友人と離れる淋しさはあったらしい。

→ザ★岡山県民てわけでもないんやね。先生のどこかジプシーぽい感じ、自由な雰囲気というのはここからきているのかもしれない。


覚えるの苦手、考える体力がない(自称)

でも阪大医学部とか普通に行けたらしい。

ネット記事よく読んでいた。ホリエモンブーム、香山リカ先生も流行っていた。フロイトを知ったのもこのころ。「精神分析ってあるんだ」と思った。

医者の仕事って面白いのかな? と思っていた。世の中にどんな仕事があるのかわからなかった。


益田先生名セリフコーナー

・人にへつらってもいいものはくれない

・折れなくてもいいところは折れなくていい

・(TV局に対して)僕の人生を変えられる筋合いはない

・「日本一」に海外の学者はとくに興味ない

→途中、先生の仕事の目標みたいなものも語られます。なんだかほっとするような感覚を覚える。ジャニーズ元代表が性加害を明らかに犯していたのに、日本のメディアは半ばおそろしいほどまでに静寂を守っている。もはや日本内部に自浄作用のようなものを期待するのは難しいのかもしれない。

→ある程度世界を視野に入れるというのは誇大妄想というより、自分の中に観点や視座を増やそうとする試みであると思う。本当の誇大妄想というのは自らの狭い世界に拘泥して、いびつな自己愛のみをやたらと広げていくようなイメージ。上記ではないが、そんなものに世界は興味ないのだ、という事実はむしろほっとする。宇宙の広大さと比較して自分のちっぽけさを実感し、かえって安心感を覚える感覚に似ている。


世界標準でやろうとすると敵をつくる

自衛隊は世界から隔絶されていた。密室空間にいた


質問回答コーナー

当事者からの質問が多い中で、先生の回答はあたたかさの中にも論理的というか、科学的っぽい美しさがあってよかった。

一番印象に残っているのは、ある若い女性からの質問への回答。

先生の回答は、おそらく多くの人は危険な人を察知して、さっと逃げている。残っていたら攻撃される。「逃げないといけない」というもの。鬼ごっこと同じ。

→世の中かかわってはいけない人はたくさん存在しますからね。

→みなさんの質問がまた目の覚めるようなものばかりで面白かった。

→益田先生の動画を観てるということは、知的好奇心はみなさん持ってるんだと思う。



とにかくちょっとフォーマルな座談会みたいで楽しさを覚えました。



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