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  • 執筆者の写真柏木

識字教室で算数を学んでいます。(+自分語り)

更新日:2022年11月20日

識字教室で算数を学んでいます。公民館みたいなところで公的機関がやってるので無料のやつです。


いくつかのグループに分かれていて、日本語の勉強をメインにされるグループと、算数の学習をするグループ(私のグループ)などで構成されています。


おかげさまでだいぶ分数がわかってきました。


わかった概念がたくさんあります。分母より分子のほうが大きい分数を仮分数と言うし、分母のほうが大きいと「真分数」です。

また、帯分数同士の足し算・引き算もできるようになりました。しかも分母が違うもの同士の計算です(ドヤァ……)←


ドヤァ……は冗談ですが笑、これを読まれている方が「こんなにレベルの低い人間(私)もいるんだ」と自信をつけてくれたらいいですね。

たまには〝下〟を見るのはわるいことではないと思いますよ。心の中で思うのは自由ですから。まあそれを〝感想〟と称して口に出した瞬間話はちがってきますけどね。


仕事上、どうしても数字に触れるので、数字アレルギーを多少緩和させておきたかったのです。このごろは少なくとも数字に対する拒否反応はなくなった気がします。先生方ありがとうございます。


この識字教室は現役の教師や元教師という方もいますが、大半はボランティアの方です。

そのためか、海外の方への教え方を見ていて、少し気になる点もあります。

ですが私は関係ないので、ひとまず自分の課題を考えるようにします。「課題の分離」ですね。教師にフィードバックしたいなら、生徒の海外の方から言うべきですから。



さて、アラサーにもなって算数を学び直している私ですが、子どものころに算数の計算が遅かったことを当時の担任に笑われ、そのことを同時にクラス全員に向けて公開されてしまったという履歴があります。

それもあって算数がきらいになってしまったのかもしれません。


ですがそれを今さら言ってもしょうがない。時間は戻ってこないし、「担任に笑われた」という事実は変わりません。

変えるべきなのは〝自分と未来〟です。いま、自分がなにがしたくて、これからの未来をどうしたいのか。そこにフォーカスするほうがずっと生産的です。


私は家計をさらに引き締めたいし、数字の感覚をさらに身につけたかったので、識字教室に通うという選択肢をとりました。算数や数学の公式を覚えて、実際の仕事に当て嵌めたいという思いもありました。


変えたいのは自分と未来です。〝変えたい未来〟には、私のような子どもをもう出したくはない、といった思いも含まれます。


家庭でも学校でも暴力・暴言を振るわれる。途方もないトラウマを抱える。

そんなことは本来、あってはいけないのです。


子ども時代のトラウマの存在は、おとなになっても当面のあいだ気がつきません。

暴力や暴言を受けた記憶はある。しかしそれはわれわれにとってごく自然ななりゆきなので、「洗濯物をたたんだ」とか「ランドセルに教科書を詰めた」とかと同じくらい「日常的な所作」なのです。


ですからそもそもそれが問題だとも気がつかないし、精神科への通院を長年継続していても、漫然と服薬を繰り返すくらいしかできなかったのです。


苦しいことが当たりまえになっていたんですね。

ですがこんな苦しみは本来、なくてよいものなのです。はっきり言えば不毛なんです。


確かに有史以来、人はトラウマを繰り返してきたかもしれない。

ですが言いましょう。だからなんなんですか?


過去の人々が苦しみを味わったから、子どもたちにも同じ苦しみを味わえという、そこまで言わなくても、予防の努力を一切することなく漫然と同じ苦しみを繰り返しつづける。


私には理解できないです。それは怠慢以外のなにものでもないからです。


奨学金だって、私は自分で全額返還しましたが、これからの子どもたちは全額給付でいいと思います。自分が月々手取りから返済したから、だから後輩にも少ない給料から毎月返済しろという主張に論理的なつながりはないです。そもそもが学びたいのに学べない、年端も行かない若者に数百万単位の借金を背負わすという国策自体が正気の沙汰ではない。正気の沙汰ではない営為は、私たちの世代で終わらせるべきです。自分が経験したとか一切関係ないです。



……識字教室の話題からずいぶん逸れてしまいました。これもトラウマ反応かもしれませんね。


話したいことは山積していますが、今回はこれくらいにしておきます。

ありがとうございました。











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